介護業界の夜勤の仕事は一般的な仕事と同じで、まず深夜労働の割増手当が付くのがメリットです。パートやアルバイト、派遣や正社員などほぼ関係なく夜間帯に事業所で働くと手当が付いてきます。時給で働いている場合には25%ほど割増賃金となるので日中の仕事よりも稼くことができるでしょう。
また、それ以外のメリットとしては、入居者に異変などがない日は仕事も楽になることです。夜に眠れない高齢者が徘徊したり異常があったりするとそのケアや対応に追われますが、入居者が落ち着いている時には、定時の見回りやおむつ交換などの基本的なケアだけで終わることもあります。基本的に高齢者は夜になればみな眠ってしまいますので、忙しさも日中に比べれば緩和されてきます。
ちなみに、施設によっては夜勤専従として働く働き方もあります。夜は入居者が体調を崩したり、嘔吐した時に柔軟に対応できる知識と経験が必要なため正社員が行うことが多いですが、施設によっては夜間帯の介護だけを行う仕事も募集しています。そのような専従の仕事は、一ヶ月の内に出勤する回数が少なく休みが取りやすい面などが夜勤のメリットとしてあげられます。
その他補足として、夜勤が必要となってくる仕事としては、ショートステイや特別養護老人ホームなどの高齢者が二十四時間生活している施設で多いです。日中の元気な高齢者を介護したり、お話する機会は少ないですが、賃金が良く高待遇の募集も沢山あることから、自分に合う条件の求人を探すことができれば、夜勤の働きやすさがより理解できるのではないでしょうか。
Comments are closed.