夜勤スタッフは何をしているのか

介護老人福祉施設は、夜でもその活動がストップすることはありません。原則としてどの施設でも、職員が二十四時間働き続けているのです。いわゆる夜勤というものですが、これも介護老人福祉施設での重要な仕事の一つです。

高齢者は、夜寝ている間も安全だとは言い難いのです。いつ何時、脳梗塞やクモ膜下出血、心筋梗塞などが起こるか分かりません。また、中には認知症にかかっている人もいますから、そうした人がトラブルを起こさないかチェックする必要があるわけです。認知症でなくても、ベッドから転落をするだけで骨折をしてしまう恐れもあります。骨も弱っていますし、寝ている間ですら安心はできないのです。

そのため、深夜でもだいたいの施設でスタッフが定期的にフロアの各部屋を巡回し、問題がないか調べています。一つの部屋を調べるだけなら時間もかかりませんが、これを数十人分するとなると簡単な仕事とは言えないかもしれません。また、勤務中の過ごし方についても、勤務時間が長いため睡魔や疲労などに気をつける必要があるでしょう。

楽な仕事とは言えませんが、やることはシンプルであまり頭を使いません。ルーチンワークが多くなるので、慣れてしまえば難しくはないでしょう。時給は昼間のときよりも数割アップするのが普通ですから、夜勤を多く入れる人は月収も高くなりがちです。拘束時間が十時間を超えることは珍しくなく、翌日は原則として休みになります。このあたりは、看護師の夜勤とも共通している部分です。

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